間違った判断をしないためにすべき6つのこと

ロジックで決定をするコンサルでも、インプット情報の捉え方を間違っていたら導き出される解は異なってきます

今回はコンサル目線でなく、ビジネス全般で役に立つ判断力の高めるために気を付けるべきことについて紹介します

<目次>
1.基準を考える
2.確証のバイアスを意識する
3.可用性バイアスにとらわれない
4.後知恵バイアルを防ぐ
5.自身過剰バイアスを防ぐ
6.サンクコストの誤りから抜け出す

基準を考える

「自宅から40km圏内での交通事故発生率が全体の70%を占めている」
この情報について何が考えられますか?

「自宅から40km圏内は危険で、事故が発生しやすい」
このように考えた方はミスリードをしてしまっています。そもそも自宅から40km以上離れた場所で運転していることの方が稀であると考えられるため、自宅から40km圏内がなんらなの理由により危険であるとは言い切れないのです
そもそも比較する前から40km圏内とそれ以上とでは条件が異なっているのでまずは、条件を等しくすることが重要(今回の場合、危険性の指標として考えるならばそれぞれの範囲での運転時間を同じ条件にすべき)

確証のバイアスを意識する

まず確証バイアスについて説明します。
確証バイアスとは「自分の既存見解に一致する情報だけを探す傾向」のことです。みなさんもビジネス以外でも経験があるかと思いますが、自分にとって良い情報のみ集め否定的な情報はなんらかの理由をつけて排除する傾向があるかと思います。無意識下で行われることですので、そのすべてを回避するのは難しいですが、影響を減らす方法を紹介します

・自身の見解を支持する理由(エビデンス)をすべて間違いだと考える 
とくに一番大きな理由の反証をあえて探してみるのがオススメです

・同僚、上司に自身の見解の反証のエビデンスを探してもらう
自身では否定的な理由は無視してしまう可能性がありますので、他人に探してもらうのが有効です

・反証する機会を設ける
懐疑的な視点で自身の見解についてディスカッションをする場を設けると、本当にあっているのかあるいは足りないエビデンスなど新たな視点が出てきます

可用性のバイアスを意識する

まず可用性バイアスについて説明します。
可用性バイアスとは「自身が簡単に思いつく例を重要なファクターだと考えてしまう傾向」のことで、経験豊富な方が自分の経験があたかも重要な指標であると主張したりすることもこれにあたります。
ではこれを回避する方法について紹介します

・なぜその判断をしたのかよく考える
ロジカルシンキングができている方はこのバイアスにはかからないでしょうけど、もう一度なぜその決断をしたのか紙などに書いて考えましょう
どれだけ自分の考えた例に依存しているかが明確になります

・ほかのひとの意見を求める
バイアスがかかっている状態ではロジカルな判断は難しいので、周りのできればロジカルに考えられる方に意見をきいてもらうとロジックが通っているか確認できます

後知恵バイアスを防ぐ

まず後知恵バイアスについて説明します。
後知恵バイアスとは「すでに発生した出来事は発生前よりも予測可能であるとみなす傾向」のことで、一度経験した成功体験をもう一度成功させるのは容易であると考えることなどがこれに該当します
成功前は不安でいっぱいだったのに、成功したとたん「自分はこれを予期していた」を勘違いさせて記憶をゆがませてしまいます。
ではこれを回避する方法について紹介します

・データに基づく決定を
一度たまたま成功体験したことはコントロールでき、もう一度成功するのは簡単であると思ってしまっています。今一度判断前に、もう一度成功できるのかデータに基づきロジカルに考えてください

自身過剰バイアスを防ぐ

これは多くは語りません。ただ謙虚さは捨てては良い決断もできません。謙虚さを忘れずに。
ただ自身はこの分野に長く、専門家であると自負している方へ行動経済学者のダニエル・カーネマンの言葉を送ります。

 -自身過剰の専門家は自分の専門知識を心から信じ、専門家として行動するしそう見える。それが思い違いかもしれないと自覚するのに苦労することになるだろう-

サンクコストの誤りから抜け出す

まずサンクコストについて説明します。
サンクコストとは「すでに費やされて取り戻せない予算・時間・人材などのリソース」のことで、いわゆるせっかくだから。。。と考える思考のことです
これを回避するためにすべきことを紹介します

・外部の人間に相談する
サンクコストを支払っていない人に相談すると冷静な判断が返ってきます
長年連れ添った彼氏・彼女とせっかく長く付き合ったから分かれるのはちょっと。。とかよく外部目線だと早く別れて次にいけばいいのにとかありますよね。それがビジネスでもおきます

・自分の間違えを許す
あなたは成功に導くことで自分のこれまでのサンクコストが誤りではなかったとしたい気持ちでいっぱいです。それを自覚し、かけてきたコストを無駄にしてしまった自分を許すことが必要です

 

-書籍紹介-
今回紹介した切り口とは異なりますが、自身過剰のバイアスで出てきた行動経済学者のダニエルカーネマンの本を最後に紹介しておきます

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